1996 Fiscal Year Annual Research Report
口腔疾患患者の言語・えん下障害の治療に関する研究-発声発語訓練装置を用いた視覚的構音およびえん下訓練-
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07457495
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Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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| Research Institution | Showa University |
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Principal Investigator |
山下 夕香里 昭和大学, 歯学部, 講師 (50260906)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松田 千春 昭和大学, 歯学部, 助手 (90229485)
森 紀美江 昭和大学, 歯学部, 助手 (20210114)
高橋 浩二 昭和大学, 歯学部, 講師 (40197140)
鈴木 則子 昭和大学, 歯学部, 助教授 (10112731)
今井 智子 昭和大学, 歯学部, 講師 (60260907)
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| Keywords | 言語障害 / 構音訓練 / えん下訓練 / 発声発語訓練装置 / 口蓋裂 / 口腔癌 / 術後機能 |
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| Research Abstract |
前年度に続いて、以下の症例について発声発語訓練装置(以下、MFSTA)を用いた視覚的構音訓練および嚥下訓練を行い、その有効性を検討した。
<構音訓練>
1)口唇・口蓋裂症例
異常な舌運動様式に基づく構音障害(口蓋化構音、側音化構音など)の訓練にMFSTAを用いて訓練を行った(2症例・許可を得たもの)
本年度は、舌位置センサー、摩擦性センサー、有声無声センサーの視覚的表示が5歳から12歳の訓練児に理解出来るかどうかについて検討を行った。
また視覚的表示を、訓練目標とした訓練プログラムの検討を行った。
2)機能性構音障害症例
著しい舌癖を有する口蓋化構音の訓練にMFSTAを用いて訓練を行った(1症例・許可を得たもの)本症例は舌の習癖が著しかったので/S/音の訓練の前に、筋機能療法を応用した舌運動訓練プログラムを考案し、実施したところ、極めて有効であった。
<嚥下訓練>
口腔癌切徐術術後症例のうち、舌・口底切除症例(2症例・許可を得たもの)と上顎切除例(1症例・許可を得たもの)に口唇閉鎖や舌の可動性を増加させる訓練を行った。
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