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1997 Fiscal Year Annual Research Report

建設ロボティックスにおける地盤評価システムの開発

Research Project

Project/Area Number 07555639
Research InstitutionKYOTO UNIVERSITY

Principal Investigator

建山 和由  京都大学, 工学研究科, 助教授 (10179731)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 岸田 潔  京都大学, 工学研究科, 助手 (20243066)
河原 荘一郎  愛媛大学, 工学部, 助手 (50169752)
木村 亮  京都大学, 工学研究科, 助教授 (30177927)
深川 良一  京都大学, 立命館大学・理工学部, 教授 (20127129)
足立 紀尚  京都大学, 工学研究科, 教授 (20026173)
Keywords建設ロボティックス / 地盤評価 / シールド掘進機 / 振動締固め / 深層地盤改良 / 模型実験 / 数値計算 / 現場実験
Research Abstract

施工中に地盤特性をリアルタイムで評価し,その結果を機械制御に応用する建設ロボットの開発を目標とし,以下の3種の課題について研究を行った.
1)シールド掘進機の自動化に関する研究
シールド掘進機周辺の地盤状況を自動計測し,この計測結果を利用してシールドの掘進方向制御や姿勢制御の方法を決定する技術の開発を目的とし,前年度構築したシールド掘進機の挙動計算手法の改良を試みた.ここでは,シールド掘進機の機体に作用する土圧分布がより実状を表現し得ること,ならびに掘進に伴い周辺の地下構造物に及ぼす影響を考慮することを改良の方針としたが,後者に関してはシールド機体の掘進に伴い周辺構造物に発生する土圧の発生挙動を考察するにとどまりこの結果を機体の掘進制御法に組み入れるまでには至らなかった.
2)振動式締固め機械の自動化に関する研究
振動式締固め機械の振動挙動を計測することにより,締固め対象である地盤特性を評価し,それに適した振動条件を決定する技術の開発を目的として,前年度に引き続き実物の振動ローラを用いた締固め実験を行った.この結果,振動ローラが地盤に与える締固め力は振動ローラと地盤との相互作用で大きく異なることが明らかになった.この結果を利用して前年度得られた振動ローラの最適振動数の存在理由について考察を行い,地盤特性に応じた振動ローラの制御法を提案した.
3)深層地盤改良工法の自動化に関する研究
深層地盤改良工法の一種である深層混合処理工法において,地中の地盤条件に応じて注入する地盤改良用薬材の量や施工方法を調整することのできる自動化改良機の開発を目的として,昨年度構築した施工中の攪拌トルクから地盤のN値を推定する手法の適用性について,現場計測結果を用いて検討を行った.その結果,粘性土に関してはバラツキが大きく,引き続き検討を要することが明らかになった.

  • Research Products

    (5 results)

All Other

All Publications (5 results)

  • [Publications] Kazuyoshi Tateyama: "Aspects of the Vibrating Behavior of a Vibratory Roller in Soil Compaction" Proceedings of 7th European Conference,ISTVS. 407-414 (1997)

  • [Publications] 内海知彦, 建山和由: "模型実験によるシールド機体挙動に関する研究" 土木学会関西支部平成9年度年講概要集. III2-1-III2-2 (1997)

  • [Publications] 野崎俊介, 足立紀尚: "地盤特性を考慮したシールド掘進機における掘進モーメントの決定" 第32回地盤工学研究発表会講演概要集. 2083-2084 (1997)

  • [Publications] 内海知彦, 建山和由: "シールド掘進における側面土圧の計測とその掘進制御への応用に関する実験的研究" 第33回地盤工学研究発表会講演概要集. (発表予定). (1998)

  • [Publications] 海老原哲郎, 建山和由: "掘進中のシールド機に作用する土圧に関する考察とその掘進制御への応用" 第33回地盤工学研究発表会講演概要集. (発表予定). (1998)

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Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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