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1996 Fiscal Year Annual Research Report

学術情報ネットワークを用いたカンファレンスシステムの構築

Research Project

Project/Area Number 07557278
Research InstitutionNiigata University

Principal Investigator

鈴木 一郎  新潟大学, 歯学部附属病院, 講師 (80179192)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 市川 健司  広島大学, 歯学部, 助手 (40176285)
田中 武昌  九州大学, 歯学部, 助手 (30163538)
大石 正道  九州大学, 歯学部, 教授 (70037505)
林 孝文  新潟大学, 歯学部附属病院, 講師 (80198845)
Keywords学術情報ネットワーク / SINET / インターネット / カンファレンス / world-wide web / real audio / teleconference / telemedicine
Research Abstract

学術情報ネットワーク(SINET)を利用し、3大学間でのカンファレンスシステムを試験的に構築・運用し、インターネット上で、パソコンを用いてカンファレンスシステムが構築できることを検証した。
平成7年度には各種サーバの構築、セキュリティーの検討と画像ファイル仕様の検討を行い、平成8年度には実際にこのシステムを利用したカンファレンスを試みた。画像データに関しては、病態画像や組織画像では640x480dot程度の画像を軽度に圧縮したjpeg画像(100Kbyte程度)がインターネットを利用したカンファレンスを行うためにバランスよいデータと考えられた。ただし、レ線画像に関しては汎用スキャナでの取り込んだjpeg圧縮ファイルでは情報量の欠落が大きく、この点に関してはなお今後の検討課題である。カンファレンスのためのコンテンツ作成は当初はエディタを用いてHTMLを記載し、画像データ等を手作業でリンクする作業をおこなっていたが、パソコンに習熟していない者にとっては困難な作業であった。ごく最近になりGUIベースでHTMLを自動生成できるHTMLエディタが現れ、これによりコンテンツ作成は大変容易になった。更に当初はサーバにデータを送るため、専用ソフトウェアを開発し利用していたが、これもコンテンツ管理ソフトウェアの出現によりコンテンツ作成からデータのアップロードまで一連の作業として極めて簡便におこなうことが可能となった。現在このシステムにより更に能率的なシステムを開発中である。簡易テレビ会議システムによるリアルタイムカンファレンスは現在のネットワーク環境では実用的な運用は難しいことが確認されたが、これに変わるものとして音声データを高圧縮してサーバ上に保存して、WWWブラウザで画像やテキストデータと同時に聞くことのできるRealAudioの有用性が確認された。

URL: 

Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

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