1995 Fiscal Year Annual Research Report
カテコールアミン遊離反応におけるホスホリパーゼA_2の関与および麻酔薬の影響
Project/Area Number |
07671694
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Research Institution | Hyogo Medical University |
Principal Investigator |
岡本 健志 兵庫医科大学, 医学部, 助手 (20213978)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
太城 力良 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (20107048)
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Keywords | ラット褐色細胞主細胞 / ドパミン / II型フォスフォリパーゼA2 / 麻酔薬 |
Research Abstract |
1,交感神経系のモデルとしてラット褐色細胞腫細胞(PC-12細胞)を、経代培養した。 1, PC-12細胞からKCl脱分極刺激におけるドパミン(DA)遊離に対する麻酔薬(フェンタニールおよびケタミン)の影響をHPLC-ECDを用いて測定し検討した。 (1),フェンタニール:塩化カルシウム(KCl)による脱分極刺激におけるDA遊離を濃度依存的に抑制した。また、PKCを活性するホルボールエステル(PMA)による刺激に対してもフェンタニールはDA遊離作用を抑制した。 (2),ケタミン:PC-12細胞よりのDA遊離について自発遊離亢進作用を持つと共にKCl刺激によるDA遊離を抑制する二面性を持つことが判明した。また、PMAによる刺激に対してもケタミンはDA遊離作用を抑制した。 3,PC-12細胞からII型フォスフォリパーゼA_2(PLA_2)活性の測定は、Doleの変法を用いて測定を開始するもまだ測定方法が確立していない。
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