1996 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07680436
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Tokai University |
Principal Investigator |
上條 史彦 東海大学, 電子計算センター・情報処理研究教育施設, 教授 (50224663)
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Keywords | ソフトウェア / 要求定義 / 自然語 / 日本語 |
Research Abstract |
検索用データベースについては、当初予定していたレキシコン(IPAL)だけでは力不足であることが明らかになったので、これにEDR基本辞書を追加する作業を終了している。今後のことを考えると基本辞書だけでなく、共起辞書、概念辞書などの必要性も考えられる。大域的な知識を前提にしてしまうと、当初の単一仕様中に含まれる知識で局所的な仕様理解をおこなうという着想に相反してしまう。両者のバランスをどこでとるかという新たな問題が提起されている。 変換アルゴリズム(仕様にあらわれる単語のあいだの関係を概念関連図に変換)については机上実験の段階にあり、当初予定通りいろいろな方法を試している。品詞の特性に依存する部分が大きいので、まず動詞に関連する方式を取り上げている。 追加実験環境としてはSQLPlusおよびC*のインストールを終了している。また将来の自動化に備え、この環境での形態素解析、構文解析の実験もおこなった。形態素解析、構文解析は有用な道具だが、本研究の主目的ではない。限られた時間を使いすぎないように、既存のソフトウェアの試しづかいが限度と考えている。
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Research Products
(1 results)