2007 Fiscal Year Annual Research Report
メコン地域の持続的な社会資本開発の為の越境する連鎖影響の研究
Project/Area Number |
07F07011
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
湊 隆幸 The University of Tokyo, 大学院・新領域創成科学研究科, 准教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
SUTHEERAWATTHANA Pitch 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 外国人特別研究員
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Keywords | 持続可能な開発 / 影響査定 / インフラ開発 / 二次効果 / 連鎖発想 |
Research Abstract |
当研究の目標は、技術の二次的効果を分析する手法の開発である。そのために、以下の二つの作業を行う。一つは、分析手法開発のための概念的な方法論の構築であり、過去の研究を援用する。もう一つは、ケーススタディを行うことにより、構築された手法を検証していく作業である。現在まで、二つの事例調査を行った。ラオス ナム・グム・ダムにおけるPDR,および、ミャンマー インレーレーク水上居住地である。これ以外にも、主にアジア域の発展途上国における事例を収集する予定である。 本年度は、上記の作業に関連して、二人の外部研究者を招いたワークショップを開催した。これらの研究者は、インフラのオプション評価および技術の失敗についての専門家であり、当研究に分析の深みを加えられると期待される。
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