2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07F07090
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
竹内 昌治 The University of Tokyo, 生産技術研究所, 准教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
ANDREW Utada 東京大学, 生産技術研究所, 外国人特別研究員
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Keywords | リポソーム / マイクロデバイス / 膜タンパク質 |
Research Abstract |
本研究では、マイクロ流体デバイス技術を駆使したエマルジョンの研究を、リポソームへ応用し、膜タンパク質の機能解析が行えるプラットフォームを実現することである。分担者であるUtadaは既に脂質や界面活性剤を用いたエマルジョンに関する技術に習熟しており、どのような条件で以下に均一な直径の膜を作成するかを熟知している。これらの知見と、我々の持つ世界最先端のマイクロ・ナノファブリケーションの設備環境を利用して、これまで難しかった、均一直径のリポソームの形成を目指すことが、本研究の特徴である。 昨年度までに、必要な実験システムの構築などを行なった。また、有機溶媒に溶かした脂質を透明電極が被覆された基板上で乾燥させ、水溶液中に浸した状態で電圧を印加しベシクルを作製する方法などを習得した。本年度は、より均質なべシクルを作製するために、基板上へ脂質二重平面膜を均質に再現性よくパターニングする方法を検討した。また、これらの技術を利用して、マイクロ流体デバイス中で脂質二重膜を修飾する研究を行なった。デバイスに利用する材料として、PDMSやガラス、ハイドロゲルなどを検討し、それぞれに脂質膜が形成できることがわかってきた。また、直径が1ミクロン以下のナノビーズを基板上に敷き詰めこれらの上に脂質二重膜を展開する方法を検討した。加えて、これらの材料に形成された脂質二重膜の電気的特性を計測する実験系も立ち上げた。
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