2007 Fiscal Year Annual Research Report
細胞内イメージングを目指した認識部位修飾フォルダマーによるタンパク質の認識
Project/Area Number |
07F07358
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
浜地 格 Kyoto University, 工学研究科, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
DELSUC Nicolas 京都大学, 工学研究科, 外国人特別研究員
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Keywords | 分子認識 / ペプチド / プロープ対 / 分子イメージング / タンパク質 |
Research Abstract |
細胞表面あるいは細胞内での特定タンパク質の選択的なイメージングのためには、短いペプチドとそれを選択的に認識し結合できる人工分子との組み合わせを発見/開発することが非常に重要である。我々は、この目的のために、オリゴプロリンをペプチド鎖として選択し、これを認識できる人工分子をフォルダマーを含めて検討した。まずオリゴプロリンの特定部位にアルギニンを導入した。また、これとの相互作用が期待されるフォスフォン酸を有する人工分子の合成ルートを確立し、このルートに沿って複数種類の人工レセオプターの合成に成功した。ペプチドとこれらの人工分子の相互作用を等温熱量滴定によって評価したが、現在のところ強力な相互作用を見いだすには至っていない。
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