2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07F07364
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
杉山 将 Tokyo Institute of Technology, 大学院・情報理工学研究科, 准教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
JANKOVIC Marko 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 外国人特別研究員
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Keywords | 次元削減 / 生物学的情報処理 / 量子的確率論 / 主成分分析 / 生物的神経回路網 |
Research Abstract |
近年,マルチメディア情報処理,生命情報解析,ヒューマノイドロボット制御など様々な分野で高次元のデータを扱う必要性が出てきている.このような状況では,データの本質的な構造を維持したまま低次元の空間にデータを射影することが望ましい.この考えに基づいて,これまで情報学的な立場から様々な次元削減方法が開発されてきた.それらの方法は様々な応用場面に適用され成果を挙げてきたが,近年の複雑なデータに対しては必ずしも有効とは限らず,また計算コストが非常にかかるという問題点があった.本研究プロジェクトでは,過去の研究の流れを鑑みて,情報学的な立場だけでなく,生物学的な知見-特に神経科学や脳科学の知見-も用いて次元削減の問題に取り組む.本年度は,これまでに取り組んできた生物的神経回路網の理論に基づく次元削減法に関する研究成果を,2009年6月に米国アトランタで行われたニューラルネットワーク学習に関する国際会議IJCNN2009にて発表した.残された仮題としては,提案法の予測能力,計算効率の理論的評価,及び,大規模計算機実験による性能評価があげられる.これらの研究課題を引き続き遂行し,研究成果を国際学会誌にて発表したいと考えている.
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Research Products
(1 results)