2007 Fiscal Year Annual Research Report
19-20世紀、ソウルの商業社会における空間構造の特性に関する都市史的研究
Project/Area Number |
07F07401
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
鈴木 博之 The University of Tokyo, 大学院・工学系研究科, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金 銀眞 東京大学, 大学院・工学系研究科, 外国人特別研究員
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Keywords | 韓国 / ソウル / 都市空間 / 近代 |
Research Abstract |
研究の目的 1.韓国人の商業中心地の鍾路と、日本人の商業中心地の本町は、はたして韓国人のみないしは、日本人のみの商業社会であったか。このような特殊な状況である点に留意しながら、戸籍を通じて都市空間における構成員と、それに伴う商業空間の実態に関する具体的な検討を行うことである。 2.日本と韓国における近代商業空間について比較考察する。 3.ソウルの繁華街における一つの社会としての商業空間の特質、さらにソウルの都市空間固有の構造を明らかにすることである。 19年度の下半期に研究計画としては、日本に所在している「漢城府戸籍」の資料を把握すべく、この「漢城府戸籍」を収集する必要であった。 当該年度に実施した研究の成果としては、学習院大学、東洋文化研究所の図書室に「漢城府戸籍」のマイクロ・フィルムが所蔵していることを把握し、資料の70%程度を紙焼きしている状況である。この収集した資料を読み通しながら、分析を行っている。さらに、「漢城府戸籍」の資料をデータ化している。 一方、韓国の図書館に所蔵してある戸籍関連資料を把握した上、ソウルの「北部戸籍」という資料を収集している。
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