2007 Fiscal Year Annual Research Report
東アジア域における大気汚染物質排出インベントリの構築と検証
Project/Area Number |
07F07553
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Research Institution | National Institute for Environmental Studies |
Principal Investigator |
大原 利眞 National Institute for Environmental Studies, アジア自然共生研究グループ, 室長
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
TIAN Hezhong 国立環境研究所, アジア自然共生研究グループ, 外国人特別研究員
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Keywords | 大気汚染 / 排出インベントリ / 東アジア / 国際研究者交流 / 中国 |
Research Abstract |
本研究の目的は以下のとおりである。 1.中国を対象とする排出インベントリを相互比較する。最新の統計データを用いて排出量を推計する。 2.中国における各種データをもとに、国立環境研究所などが開発した排出インベントリREASを改良する。 3.衛生データ等の観測エータを用いたインバース手法を用いてREASを検証・改良する。 本年度は、中国を対象とした排出インベントリの相互比較を行うとともに、排出量の時間変動の設定方法について検討した。 1.国立環境研究所と海洋研究開発機構地球環境フロンティア研究センター(FRCGC)などの研究グループが開発したアジア域排出インベントリ(REAS)、外国人特別研究者Tianらが開発した排出インベントリ、及びその他のインベントリを相互比較した。また、これらの排出インベントリ間の違いの原因について検討した。 2.中国における排出量の季節変動、週内変動、日内変動を設定するための方法論について検討した。また、これらの時間変動を設定するために必要な統計データを収集した。
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Research Products
(2 results)