2008 Fiscal Year Annual Research Report
現代日本の都市空間に見る歴史的特質-東京の首都性を例に-
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07F07801
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Research Institution | Hosei University |
Principal Investigator |
高村 雅彦 Hosei University, デザイン工学部, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
PERNICE Raffaele 法政大学, デザイン工学部, 外国人特別研究員
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Keywords | 臨海部の開発 / アーバンデザイン / 海上都市 / 日本の建築 / アジアの都市 / 東京湾 / 水辺再生 |
Research Abstract |
2008年度の研究活動は前年度に計画した案に沿って続けられた。研究のトピックは日本の港町とウォーターフロントについての当初計画した調査から日本と東アジアの現代アーバンデザインの原理についてのより一般的な研究へと発展させた。多くのフィールド調査は、日本の主要なウォーターフロントや商港施設や関連するアーバンメガプロジェクトを直接調査するために、関東地方(東京、横浜)、関西地方(大阪、神戸)、東海地方(名古屋)への出張を通じて行なわれた。また、外国の都市(韓国のインチョン、ソウル、プサン)の調査は日本の港町との比較による分析をするために行なった。その他に、データや研究材料は法政大学、早稲田大学、東京大学、国際交流基金、東京にあるイタリア文化会館などのような大学や私設機関で収集し、分析を行なった。2008年度の研究活動の主な成果としては、2009年2月19日から2月21日までイタリアのミラノで開催されたAISU(Association of Italian Urban Historians)学会での"Neo-Kobe:Commerce,Culture and Links between the Tokaido Megalopolis and the New Conurbations along the Coasts of the Yellow Sea"というテーマでの発表と、2009年4月10日から4月13日まで台湾の台南で開催された東アジア建築文化についての国際会議で発表した"Consideration on the Theme of Marine Architectures in the Early Projects of Masato Otaka,Kiyonori Kikutake and Noriaki Kisho Kurokawa"というテーマでの論文を挙げることができる。
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Research Products
(1 results)