2007 Fiscal Year Annual Research Report
持続可能な開発教育と中米公立大学協会のための調査研究
Project/Area Number |
07F07831
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Research Institution | Yokohama National University |
Principal Investigator |
小池 治 Yokohama National University, 大学院・国際社会科学研究科, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
CHACON Veliz 横浜国立大学, 大学院・国際社会科学研究科, 外国人特別研究員
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Keywords | 持続可能な開発 / 環境 / ガバナンス |
Research Abstract |
平成19年度においては、中南米諸国における持続可能な開発のための教育に関する情報及び資料の収集を図る一方、日本国内における持続可能な開発のための教育の状況について調査を行った。ミゲル・チャコン氏は、平成20年1月18日に国連大学高等研究所において、「ラテンアメリカにおける教育と持続可能な開発のリンケージ」と題する研究報告を行ったほか、3月には国連ジュニア・エコクラブにおいて「持続可能な消費とサトウキビ生産」と題する報告を行った。また、2月には仙台市で開催された、「アジアESD・RCE若者会議」に参加し、各国のESD研究者と意見交換を行った。さらに国連大学高等研究所で開催されるセミナー及び国連大学本部で開催されるワークショップに定期的に参加し、持続可能な開発のための教育についての情報及び資料の収集を行った。研究代表者の小池は、持続可能な開発のための教育についての調査研究を進めるとともに、中南米諸国における持続可能な開発のための教育の推進における大学の役割についてチャコン氏に対し適宜助言を行った。また、年度末には平成20年度における海外調査についてチャコン氏及び国連大学高等研究所のスタッフと打ち合わせを行い、情報収集の進め方等について指導を実施した。
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