2008 Fiscal Year Annual Research Report
動原体反復配列の構造のDNA変異に対する影響についての研究
Project/Area Number |
07J01211
|
Research Institution | National Institute of Genetics |
Principal Investigator |
河邊 昭 National Institute of Genetics, 集団遺伝研究系, 特別研究員(PD)
|
Keywords | 動原体 / 反復配列 / Arabidopsis / ハクサンハタザオ |
Research Abstract |
本年度は前年度に調査したMedea遺伝子の進化機構がImprinting制御されていることとの関連性を明らかにするために別のImprinting制御機構下にあることが知られているシロイヌナズナのPheres遺伝子について種内、種間変異の解析を行った。結果、Medea遺伝子で見られたようなプロモーター領域における平衡選択は見られなかったが、遺伝子発現を制御する領域に純化淘汰の働いている可能性が示唆された。 またシロイヌナズナおよびその近縁種でトランスポゾンのゲノム上での存在様式、多型の程度について解析を行っている。特に近縁種特異的な転移因子や動原体に集中的に分布するトランスポゾンについての解析を進行中である。
|
Research Products
(5 results)