2008 Fiscal Year Annual Research Report
ユビキタス時代に即した新しいインターネットサービスフレームワークの構築
Project/Area Number |
07J11037
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
堀田 創 Keio University, 理工学部, 特別研究員(PD)
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Keywords | 携帯電話 / Web / マッシュアップ / ニューラルネットワーク / 位置情報 |
Research Abstract |
本研究の達成目標は、PCを通じたインターネットと同程度に,携帯電話を通じたインターネットの利用を便利かつストレスレスなものにするためのアプリケーションの開発である。その為に携帯電話上で動作するようなプラットフォームの開発と、その上で動く様々なサービス・ショーケースの提案の2点を軸に研究を行っている。 まずプラットフォーム開発について述べる。一年目の成果ではユーザの嗜好が動的に反映できるようなプラットフォームとしてまず携帯電話に関わらずクライアントサイドマッシュアップの新しい方式について提案した。二年目の成果は、携帯電話での動作を考えた場合でのクライアントサイドの動作を軽減するために、この仕組みをブラッシュアップしたプロクシ型マッシュアップ方式を提案し現在は論文投稿中である。 一方、サービス・ショーケースの提案では、一年目の成果を発展させた研究を行った。人間関係ネットワークを用いた推薦アルゴリズムにおいてはシステムの実装上の問題を解決し、ジャーナル論文として成果を発表した。また、位置情報に連動する広告配信については、それらのログをモニタリングするための可視化ツールの提案を行った。これらの研究は、いずれも位置情報やソーシャルネットワークなど携帯電話上のWebでは大きなウェイトを持った技術的課題への挑戦である。ただしこれらの研究は現在のところ独立して行われており、融合していない。 それらを踏まえ、三年目の研究では、ひとつの大きなプラットフォームとしてこれらの技術を融合させることを狙いとしている。
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Research Products
(5 results)