Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
MAIGRE H. エコールポリテクニーク, 固体力学研究所, 主任研究員
BUI Huy Duon エコールポリテクニーク, 固体力学研究所, 所長
YANG Wei 清華大学, 工程力学系, 教授
RAVICHANDRAN ジー カルフォルニア工科大学, 研究科, 教授
ROSAKIS Ares カルフォルニア工科大学, 研究科, 教授
KNAUSS Wolfg カルフォルニア工科大学, 研究科, 教授
NAKAMURA Tos ニューヨーク州立大学, 工学部, 助教授
北川 浩 大阪大学, 工学部, 教授 (30029095)
岸本 喜久雄 東京工業大学, 工学部, 教授 (30111652)
天谷 賢治 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助手 (70251642)
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Research Abstract |
本研究は,日米中仏の4カ国の研究者の共同研究により実施するのもので,材料の破壊プロセスにおける微視的な内部構造変化について総合的に検討するとともに,それらを踏まえたメゾスコッピク材料モデルを構築することを目的とする.すなわち,本研究では,原子レベルならびにナノレベルにおける微視的アプローチ,不均質材料,材料界面,高分子材料,複合材料の損傷・破壊モデルの検討,および,衝撃荷重や環境など外因の影響を踏まえた材料モデルの考察など,種々の立場から,材料モデルの構築を進めるとともに,相互に協力,啓発を行い,それらを統合化した材料の寸法尺度,時間尺度に対する階層構造を的確に捉えたメゾスコピック材料モデルの構築を目指している. 本年度において設定した具体的個別調査テーマは下記の通りである. (1)分子動力学法を基礎とする材料モデルの構築,(2)材料損傷とナノメカニクス材料モデルの創出体,(3)異種接合材料の界面強度特性と材料モデル(4)不均質材料の特性発現モデルと破壊・損傷モデル,(5)複合材料の損傷過程の探求と力学モデル,(6)ミクロ構造を考慮した高分子材料の破壊モデルの形成,(7)破壊のプロセスゾーンの損傷モデル, (8)衝撃荷重下における材料の破壊の解明とその理論的解析,(9)材料の環境強度に及ぼす電気化学因子のモデル化 また,東京工業大学において共同研究を実施するとともに,フランス,アイルランド,ポルトガル,米国,カナダにおいて当該分野の調査研究を実施した. それらの結果,材料の内部微細構造の変化のダイナミクスを多面的に捉えるための分子動力学法,境界要素法,有限要素法などの種々の方法に基づくモデリング手法についての基礎的な知見が得られた.
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