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1996 Fiscal Year Annual Research Report

最近の異常気象による農業災害の軽減技術の適応性に関する研究

Research Project

Project/Area Number 08306014
Section総合
Research InstitutionHokkaido University

Principal Investigator

堀口 郁夫  北海道大学, 農学部, 教授 (10001439)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 早川 誠而  山口大学, 農学部, 教授 (80038299)
鈴木 晴雄  香川大学, 農学部, 教授 (00036089)
鈴木 義則  九州大学, 農学部, 教授 (70081495)
中山 敬一  千葉大学, 園芸学部, 教授 (90009697)
卜蔵 建治  弘前大学, 農学部, 教授 (10003427)
Keywords冷害 / 干害 / 軽減技術 / 農村社会構造の変化 / 水田環境の変化 / 農家の老令化 / 労力不足 / 水管理の困難性
Research Abstract

平成5年は全国的に異常低温で、50〜100年に一度と言う大冷害であった。また、平成6年は全国的に異常高温で、50〜100年に一度と言う大干害であった。このときの調査で冷害の軽減技術の実施率が非常に低かった。この原因が農家の老齢化、労力不足、増産意欲の減退、大型化水田による水管理の困難性や水不足などの、農村社会構造の変化、水田環境の変化に一因があると考えて調査を開始した。本年度は初年度であるため、調査結果はまだ充分でないが、順調に進行中である。
調査のため冷害班と干害班を組織し、それぞれについて農家の実態調査の準備を行った。冷害班では、農業改良普及所の協力を得て、北海道の石狩平野の当別、新篠津地区の農家20軒を選定し、水稲の生育を調査して、地区のどの程度の技術水準か、また本年の収量の農家による違いなどを調査した。その結果、同じ地区でも農家により収量に差があり、この原因について気象などの気象条件を除く解析している。気象などの自然条件を除くことによって農家個人の影響がはっきりする。本年はさらに、付近の農家20軒を追加し、アンケートの準備をしている。
干害班では、農業改良普及所にアンケートを送り、農家の紹介と平成6年の干害の調査を開始した。設問は干害を受けた理由、回避出来た理由、平成6年の干害と過去の干害の違い、干害の対策などである。

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Published: 1999-03-07   Modified: 2016-04-21  

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