1997 Fiscal Year Annual Research Report
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08408002
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
成田 孝三 京都大学, 文学研究科, 教授 (10047037)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡田 知弘 京都大学, 経済学研究科, 教授 (60177053)
藤田 昌久 京都大学, 経済研究所, 教授 (90281112)
石川 義孝 京都大学, 文学研究科, 助教授 (30115787)
金田 章裕 京都大学, 文学研究科, 教授 (60093233)
石原 潤 京都大学, 文学研究科, 教授 (70080265)
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Keywords | 近畿圏 / 大都市システム / 中小都市システム / システムの歴史的展開 / 計量経済学的接近 / マルクス主義的接近 / アジアの都市システム |
Research Abstract |
1 各自の文献研究、予備的地域調査の結果をふまえて最終年度における研究の取りまとめを念頭におきながら調査対象地域と、分担内容の絞りこみを検討した結果、近畿圏を共通のフィールドとし、近畿についての研究史、圏域中央部の大都市を中心とするシステム、大都市の内部システム、圏域周辺部の中小都市を中心とするシステム、それらの歴史的展開、等についての地理学的分析、都市・地域システムへの計量経済学的接近、マルクス主義的接近、人口学的接近を行うことを決め、さらにアジアの都市システム論を加えることとした。 2 国土庁大阪事務所長を講師として、新たな全国総合開発計画への動き、近畿圏整備制度・近畿圏基本整備計画、新たな計画策定、等についての報告と討議を行い、近畿圏についての共通理解を深めた。 3 研究分担者足利健亮教授の報告「古代首都圏の実相に関する考察」を中心とする研究会を開き、近畿圏中央部の地域システムの歴史的展開について討議した。 4 研究分担者山田誠教授の報告「近畿圏研究史に関する考察」を中心とする研究会を開き、近畿圏についての既住の諸研究の位置づけ、成果、問題点、等について討議した。 5 各自の研究成果を随時変換(論文抜刷の配布や学内LANにする)し合って、上記1の研究フレームの中における自分の分担領域の位置付け、相互の研究内容、次年度に検討すべき問題点等を確認した。 6 近畿圏を比較を通じて位置付けるために、各自のテーマに従って圏域以外への調査旅行を行った。
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Research Products
(8 results)
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[Publications] 足利健亮: "古墳時代の歴史地理学-地域論としての序章-" 地域と環境. 1号. 44-51 (1998)
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[Publications] 天野 太郎: "寺内町の概念と囲郭の機能" 地域と環境. 1号. 36-43 (1998)
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[Publications] 石川 義孝: "人口と人口移動" 経済地理学の成果と課題. 第V集. 247-261 (1997)
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[Publications] 石原 潤: "インド亜大陸及び中国における海外地域調査の事例" 地誌研究年報(広島大学総合地誌研究資料センター). 7号. (1998)
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[Publications] 岡田 知弘: "地域経済の再生に何が必要か" 経済. 31巻. 32-51 (1998)
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[Publications] Fujita,M.& T.Tabuchi: "Regiomal Growth in Postwar Japan" Regional Science and Urban Economics. V.27. 643-670 (1997)
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[Publications] 岡田 知弘: "国際化時代の地域経済学" 有斐閣, 282 (1997)
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[Publications] 金田 章裕: "オーストラリアの景観史-カントリータウンの盛衰-" 大明堂, 294 (1998)