1996 Fiscal Year Annual Research Report
口腔領域画像診断症例データベースの開発と教育研究支援機能の高度化
Project/Area Number |
08457498
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
|
Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
岩崎 裕一 徳島大学, 歯学部, 助教授 (30151723)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
工藤 隆治 徳島大学, 歯学部, 助手 (10263865)
下村 学 徳島大学, 歯学部, 助手 (50253224)
久保 典子 徳島大学, 歯学部, 助手 (00234485)
前田 直樹 徳島大学, 歯学部・付属病院, 助手 (10219272)
|
Keywords | 口腔領域 / 画像診断 / 症例データベース |
Research Abstract |
研究の目的) 教育研究に適した口腔領域疾患の画像診断症例に関して、その画像情報(=画像)の蓄積に加えて、画像診断に関連する種々の文字・数値情報(=画像読影所見など)の蓄積を系統的に行いうる技術的基準について検討し、より効率よく詳細な情報を検索可能な画像診断症例データベースシステムを開発することである。 本年度の研究実績の概要) 1.症例データベースへ登録する症例の選択法を確立した。 1)症例の基本となる情報の項目を決定した。 2)教育研究用症例の選択基準の最適化を行った。 (1)画像診断に関するレベルを異常像のタイプ、画像モダリティーにより分類した。 (2)経過観察症例を必要性、最終診断の有無により選択した。 3)各レベルにおける代表的画像診断の症例を選択した。 2.口腔領域の医用画像および文字・数値情報の電子保管する際の登録法に関する検討を行った。 購入したエンジニアリングワークステーションならびソフトウェアを用いて、画像診断症例の登録を行えるようにした。 1)画像のデータベースへの登録 すでに開発した画像データベース上の既存の画像を、エンジニアリングワークステーションに転送し、画像診断症例データベース上に編集する際の画像登録法の技術的基準を確立した。 また、画像データは購入したフィルムデジタイザーを用いても入力可能とした。 2)文字・数値情報のデータベースへの登録 画像診断所見などの参照事項を登録する方法の最適化を図った。 3.登録した症例(画像、参照事項)をエンジニアリングワークステーションで検索表示可能とした。 より効率よく詳細な情報を検索可能な事項についてさらに検討を加えている。
|