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1996 Fiscal Year Annual Research Report

ライフ・ストーリーに基づく高齢期居住者のための住戸型計画の多様化の研究

Research Project

Project/Area Number 08650735
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionNishinippon Institute of Technology

Principal Investigator

藤本 尚久  西日本工業大学, 工学部, 教授 (70088425)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山下 良二  西日本工業大学, 工学部, 助手 (30174692)
井原 徹  西日本工業大学, 工学部, 助教授 (80131796)
Keywordsライフサイクル / ライフヒストリー / ライフコース / ライフストーリー / 高齢期居住 / 住戸型計画 / シナリオ・ライティング / 多様化
Research Abstract

次年度を含む2ヶ年継続研究の初年度、即ち前半の研究実績である。研究全体は、近年、家族形態やライフスタイルなどの居住者ニーズと、すでに数量的には供給過剰になったといわれる住宅のもつ平面・空間構成とのミスマッチが、公共・民間を問わずその住戸型計画においてパラダイムの転換を求めているという情勢に鑑みて、その展開方向を居住者世代、家族を構成する世代の生きてきた時代(世相)が居住者世代の家族像、住空間像に反映しているという仮説をもって、その「世相世代」のニーズの解明から、いわゆる「nLDK型」に代わる住戸型計画の可能性(多様化)を高齢期居住者に焦点を当てて追求するものである。
今年度は(1)ライフサイクル、ライフステージ、居住人数という初期的なキ-概念の果たす役割、ライフスタイルという最近のキ-概念のもつ意義について見直すとともに、ライフストーリー、ライフヒストリー、ライフコースという家族社会学の新しい概念を手がかりとすることとし、それらの基礎概念の関係を明確にすることと、(2)ライフストーリー(ライフスヒストリーの未来展開)を意識してシナリオライティング法で設計した加齢対応住宅事例の居住者のシナリオ対応状況の現地調査を行った。当初予定の世相世代意識(ライフコース調査)のアンケートについては調査票作成までで、次年度に配布回収のプロセスが連続することとなった。
当初次年度予定であった(3)市場に出回っている最新の住戸型の類型化について、パイロット調査として、期間を限定した新聞等の広告からの採集サンプルによる予備分類を先んじて行った。

URL: 

Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

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