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1996 Fiscal Year Annual Research Report

歯冠補綴における色彩のコミュニケーションに関する研究-デジタル画像を用いたシェ-ドマッチングとシェ-ドの伝達-

Research Project

Project/Area Number 08672255
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionTokyo Dental College

Principal Investigator

中澤 章  東京歯科大学, 歯学部, 講師 (30188924)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 吉村 浩一  東京歯科大学, 歯学部, 助手 (60287191)
Keywordsデジタルカメラ / シェ-ドマッチング / 色彩 / シェ-ドガイド / シェ-ドコミュニケーション / 審美
Research Abstract

審美的な歯冠補綴のために歯科医師に要求されることは,正確にシェ-ドマッチングを行い,歯科技工士に正しく伝達することである。デジタルカメラは患者の口腔内情報,つまり歯や歯周組織の形態や色を瞬時に記録することができ有用である。デジタル画像であるから,加工したり,伝達・転送することも容易である。
本研究ではデジタルカメラを用いたシェ-ドマッチングとシェ-ドコミュニケーションのシステムを試作した。このシステムにはシェ-ドマッチングに二通りの方法が含まれている。一つは主観的な方法であり,デジタル画像を合成し,視覚上(visual)効果的にシェ-ドマッチングした。もう一つはデジタルカメラを仮想の(virtual)色彩計(colorimeter)とみなし,画像を数値化して客観的に評価した。まず最初に患者の修復歯をその周囲の歯とともにデジタルカメラ(DIGITAL STILL CAMERA)で撮影した。撮影時には既製シェ-ドガイド(shade guide)を改造した試作の写し込み用シェ-ドガイドを同時に写し込んだ。画像には色補正用のカラーシールを写し込み,色補正した。ディスプレイはディスプレイキャリブレータにて色補正した。フォトレタッチソフトで合成画像を製作すると共に,画像のRGB値をL^*a^*b^*に変換した。合成画像上でシェ-ドマッチングすると共に,被験歯とシェ-ドガイドのL^*a^*b^*および算出したΔEをグラフ表示し,マッチングするシェ-ドガイドを選択した。本システムは相対的評価としては極めて有効であり,臨床に適用可能であった。さらに測色計での値と今回計測した値との関係を推定し,相対評価を絶対評価する必要性が認められた。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] Nakazawa A: "Usefulness of Digital Camera for Color Matching and Color Comunication Part 2" 2nd Congress of the International Federation of Esthetic Dentstry. (1997)

URL: 

Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

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