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1996 Fiscal Year Annual Research Report

統合的な設計支援システムのためのユーザーインターフェースに関する研究

Research Project

Project/Area Number 08750162
Research InstitutionYamagata University

Principal Investigator

大町 竜哉  山形大学, 工学部, 助手 (80250679)

KeywordsGUI / Knowledge / Expert system / Optimum Design / Stiffener Layout
Research Abstract

本研究では、熟練設計者の知識、過去の設計例、実験データ、カタログデータを取り込み、問題解決システム、最適化システムを載せた、統合的な機械設計支援システムにおける基礎研究として、ユーザーインターフェース(UI)の研究を実施した。
統合的な機械設計支援システムでは、種々の設計対象に応じた最適化システムを選択・利用する機能が必要であり、UIは対話的にこれを支援する機能が必要であることを明らかにした。本研究では最適化システム選択機能を備えた、新たなUIのシステムストラクチャを設計し、提案した。
UIは研究者がこれまでに構築したエキスパートシステムに使用できるよう柔軟性をもたせた。設計したUIを、SUN SPARCStation上にインターフェース構築用ソフトウェアMotifを用いて構築した。ウィンドウ環境として世界で広く用いられているMotifをベースとしてUIを構築したことにより、本研究では広範囲での稼働が可能な、一般性の高いシステムを実現した。
構築したインターフェースを以前構築したリブ配置問題解決エキスパートシステムと接続し、インターフェース機能の動作確認を行なった。本研究で構築したシステムの支援の下、平板における最適リブ配置問題に関する知識を利用して、曲面形状板でのリブ配置問題の最適解を得ることに成功した。設計者は本研究で構築したUIの支援のもとで、適切な最適化システムを選択し、最適化システムを利用するために必要なパラメータを決定し、設計を実施できることを明らかにした。本研究で提案・構築したUIは、知識ベースに納められた知識の適切な利用、設計者とシステムとの自然な対話を支援するシステムであることを確認した。

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Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

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