1996 Fiscal Year Annual Research Report
非言語の視点をとりいれた異文化間コミュニケーションにおける総合的会話分析
Project/Area Number |
08837007
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Section | 時限 |
Research Institution | The University of Electro-Communications |
Principal Investigator |
池田 裕 電気通信大学, 留学生センター, 助教授 (60184438)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
池田 智子 東京外国語大学, 留学生日本語教育センター, 講師 (00232190)
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Keywords | 非言語伝達行動 / 異文化間コミュニケーション / 会話分析 / 視線 / うなずき / あいづち |
Research Abstract |
今年度は、「非言語の視点をとりいれた異文化間コミュニケーションにおける総合的会話分析」の1年目として、会話分析に非言語の視点をとりいれる際に基準となる分析単位(発話、ターン、うなずきの度数等)及び発話の分類(実質的発話、あいづち的発話)を通した数値化の方法の再検討を行った。 また、平成6〜7年度科研「異文化間コミュニケーションにおける非言語伝達行動の習得に関する基礎的研究」において収集した会話の録画資料をさらに拡充した。具体的には、1)日本人同士(6名)による会話の録画、2)平成8年4月に来日し、東京外国語大学留学生日本語教育センターで学部進学予備教育を受けている留学生(18名)の日本人との日本語における会話の録画を行い、それぞれを「言語・非言語テクスト」の形に整備しているところである。 現在新たなデータを加えて、総合的な分析を行う準備をしているところであるが、現在までの研究結果の報告としては、平成8年度においては、「異文化間コミュニケーションにおける非言語伝達行動の習得に関する基礎的な研究」(平成8年度日本語教育助成研究発表会、日本語教育学会・文化庁・国立国語研究所、平成8年8月2日、於昭和女子大学)、「日本語学習者の非言語行動の縦断的監察-視線・うなずきを中心として-」(The Proceedings of the 22nd Annual JALT International Confernce Language Teaching/Learning,平成8年9月、pp。129-132)にまとめ発表した。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] 池田裕 池田智子: "異文化間コミュニッケーションにおける非言語伝達行動の習得に関する基礎的研究" 平成8年度日本語教育助成研究発表会予稿集. 14-17 (1996)
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[Publications] 池田裕 池田智子: "日本語学習者の非言語行動の縦断的観察-視線・うなずきを中心として-" The Proceedings of the 22nd Annual JALT International Conference on Language Teaching/Learning. 129-132 (1996)