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1996 Fiscal Year Annual Research Report

細胞外マトリックスのインテグリンレセプターを介する肝増殖関連遺伝子の発現制御

Research Project

Project/Area Number 08877094
Research InstitutionJikei University School of Medicine

Principal Investigator

清水 能一  東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (60178994)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 都野 晋一  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (80281393)
奥秋 靖  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (70233450)
大川 康彦  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (08770340)
Keywords慢性肝炎 / インテグリンレセプター / コラーゲン / ラミニン
Research Abstract

インテグリンレセプターを介した肝細胞増殖に関する機序を明らかにするための基礎的検討を行い、以下の新たな知見が得られた。尚、検討には診断時に施行した肝生検により得られた肝組織および経過観察中に採血が必要と思われた際に得た血清の一部を用いたが、その際に採取した検体の一部を本検討に用いることを患者に説明し承諾を得た。
1肝細胞の細胞外マトリクスレセプター発現の解析
慢性肝炎患者より得られた生検肝組織よりコラゲナーゼ処理により肝細胞を分離し、そのインテグリンレセプター発現をFACSを用いて解析したところ、VLA-2、-6の発現を認めた症例が多かったが、免疫組織学的検討ではそれらの分子の肝細胞上への著名な発現が認められず、FACS解析と免疫組織学的解析で結果に差異が認められた。また、FACS解析により肝細胞にVLA-2、-6の発現を認めた症例、認めない症例で肝組織内のコラーゲン、ラミニンの沈着の程度に差異があるか免疫組織化学的に検討したが、肝細胞上のVLA-2、-6の発現と肝組織内のコラーゲン、ラミニンの沈着の程度に相関性は認めなかった。
2分離肝細胞を細胞外マトリックスコートセルウエアで培養した際の肝特異タンパクの遺伝子発現の解析
VLA-2、-6の発現を認めた肝細胞、認めない細胞をそれぞれコラーゲン、ラミニンコートセルウエア、フィブロネクチンコートセルウエアで培養しアルブミン、αフェトプロテインの遺伝子発現量を比較検討した、明らかな差異は認めなかった。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 清水能一: "培養肝細胞のインテクリンレセプター発現に関する検討" 日本消化器病学会誌. (発表予定).

URL: 

Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

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