2008 Fiscal Year Annual Research Report
ニュートリノと原子核の反応率とパイ中間子の役割を陽に取り込んだ原子核多体理論
Project/Area Number |
08F08328
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
土岐 博 Osaka University, 核物理研究センター, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
VALVERDE Hermosilla Manuel 大阪大学, 核物理研究センター, 外国人特別研究員
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Keywords | パイ中間子 / テンサーカ / 短距離斥力の扱い / テンサー最適化シェルモデル / ユニタリー演算子法 / 2p-2h励起状熊 |
Research Abstract |
パイ中間子の役割を取り込んだ原子核モデルの構築を行っている。 計算の方法はテンサー最適化シェルモデル(TOSM)を使う。このTOSMは現在ではHe4でその良さが確かめられている。この方法で重い原子核まで計算できるようなプログラムを構築中である。 予定としては来年度中に重い原子核を計算できるプログラムを使ってC12とO16を計算する。 一方でニュートリノと原子核の反応率はこのTOSMによる原子核が出来るのを待っている状態であるが、2009年の2月に行われたポーランドでの国際会議で,これまでにやって来ていた非相対論的枠組みで計算した結果の報告を行った。
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Research Products
(9 results)