2008 Fiscal Year Annual Research Report
生物多様性条約、気候変動枠組条約およびラムサール条約の間での相互協調
Project/Area Number |
08F08831
|
Research Institution | Meiji Gakuin University |
Principal Investigator |
磯崎 博司 Meiji Gakuin University, 法学部, 教授
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
STROMBERG Per 明治学院大学, 法学部, 外国人特別研究員
|
Keywords | 水管理 / 廃水利用 / 持続可能性 / 生物多様性 |
Research Abstract |
初年度は、10月末からの研究開始になるため、日本および諸外国において公表されている環境条約間連携・協調に関わる文献や資料に基づいてこれまでの主張や論議を整理し、それらの実情について分析を進めた。 また、関係する国際会議として、3月にコペンハーゲンにおいて開かれた温暖化に関する国際会議に参加した。この会議は、2009年末に開催される気候変動枠組み条約と京都議定書の締約国会議において2013年以降の国際枠組みの検討が最終段階を迎えることを念頭に、関連分野を含めて総合的に再検討する目的で開かれたものであり、条約間の相互協調は中心課題であった。さらに、国内の関連する研究者、地方自治体やNGOなどにヒアリング調査を行い今後の研究協力を円滑に進めることができるように人的ネットワークの確立に努めた。 途中経過として、研究目的および研究計画について、国連大学高等研究所において研究会を開き、この研究のテーマについて討論するとともに、コメントや提言を受けて、研究計画の改善と向上に努めた。
|