2008 Fiscal Year Annual Research Report
高次に自己組織化されたCNT-化合物ナノ構造体の創成とデバイス化に関する研究
Project/Area Number |
08J01672
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
文 淑英 Osaka University, 工学研究科, 特別研究員(DC2)
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Keywords | ナノ粒子 / カーボンナノチューブ / ナノ複合体 |
Research Abstract |
本研究は自己組織化ナノ構造化法を開発し、低次元ナノ構造複合化手法と併用することで目的構造を得ることである。このようなナノ複合体をセンサーに応用し、高効率を実現すると共に、このコンセプトは他のデバイス、例えばエネルギー、バッテリ、大容量コンデンサーなどのデバイス分野のみならず環境調和システムへも適用可能であるため、これらへの応用を目指す。そして1次年度はその複合体を実現するため、ナノ粒子の合成及びカーボンナノチューブの成長と共にその複合体の構造まで実現した。その内容を下記に現す。 1段階(平成20年度) ・ナノ複合体合成 -金属ナノパーティクル・ナノクラスタ合成 -ナノチューブ成長(CVD(chemical vapor deposition)及び他の方法) ・構造分析・メカニズム解明 -XRD,SEM,TEM;ナノチューブと金属ナノパーティクルの構造解析 -BET;ナノチューブの比表面積分析(BET,pore size distribution) -UV-spectra;金属ナノクラスタ分析 -時間分割レーザーフォトラジオリシス法などによる電荷移動特性分析、その他の分析
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Research Products
(3 results)