2008 Fiscal Year Annual Research Report
電気自動車搭載スイッチトリラクタンスモータのセンサレス駆動制御
Project/Area Number |
08J05535
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Research Institution | Meiji University |
Principal Investigator |
小松崎 晃義 Meiji University, 大学院・理工学研究科, 特別研究員DC2
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Keywords | スイッチトリラクタンスモーク / 位置センサレス制御 / 自己インダクタンス / 電気自動車 / 全速度領域 |
Research Abstract |
申請者は,電気自動車搭載スイッチトリラクタンスモータのセンサレス駆動制御として,以下の内容について研究を実施した。 (1)全速度運転におけるスイッチトリラクタンスモータの位置センサレス制御法の提案 本研究では,スイッチトリラクタンスモータにおける自己インダクタンスが回転子位置情報を有していることを用いて2つの手法を提案し,それぞれについて停止状態から中高速運転領域における位置センサレス制御法をモータ単体の実機実験により検証を行った。 (1)自己インダクタンスの傾きおよび励磁終了後に流れる電流の残留時間を利用して,逆トルクが発生しないよう転流タイミングを決定することにより制御する手法 (2)自己インダクタンスの複素平面表示を利用し,自己インダクタンスの空間ベクトルから回転子位置を推定する手法 (2)提案した位置センサレス制御法の電気自動車への適用 提案した位置センサレス制御法を電気自動車駆動用SRMに適用した場合の有効性を確かめるため,電気自動車に搭載されたモータを使用した実験を行う。本研究では,エンジン車のエンジンを外しモータを搭載した電気自動車を製作している。この電気自動車に搭載されたSRMに対して,提案した位置センサレス制御法を適用し,実機実験により制御法の有効性について検討した。
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Research Products
(6 results)