2008 Fiscal Year Annual Research Report
日本の学校教育における国際語としての英語教育と異文化教育の統合的実証研究
Project/Area Number |
08J08882
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Research Institution | Sophia University |
Principal Investigator |
石井 英里子 Sophia University, 総合人間科学研究科, 特別研究員(DC1)
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Keywords | 異文化教育 / 英語教貧 / 異文化間コンピテンス / intercultural education and training / intercultural competence / 外国語教育 / EFL(English as a foreign language) |
Research Abstract |
平成20年度は、初年度として(1)修士論文「日本における高等学校英語教育と異文化教育の統合の研究-カルチャー・アシミレーターCLT統合モデルの開発と実証-」に関して関連学会等で発表、ならびに学術雑誌への論文執筆を行い、(2)異文化教育と外国語教育に関する先行研究のレヴュー研究およびその学会発表、ならびに(3)次年度実施予定の実証研究のための研究協力校とのスケジュールの打ち合わせを行った。まず、修士論文の関連学会での発表としては、アメリカ応用言語学会(ワシントンD.C.、アメリカ、2008年4月)では「日本人高校生英語学習者への異文化教育の教育効果」を発表し、TESOL国際学会(ニューヨーク、アメリカ、2008年4月)において、「学習者の異文化間コミュニカティブ・コンビテンスを育成するために-異文化コミュニケーションタスクによる実験研究に基づいて-」について発表した。また、これらの学会で得たコメントを得てさらに結果を詳細に検討し、Second Language Research Forum(ハワイ大学、アメリカ、2008年10月)においてポスター発表を行った。そして、これらの結果を論文としてまとめ、「タスクを中心とした異文化教育の日本人高校生英語学習者の異文化間コンビテンスへの教育効果」としてAsian Journal of English Language Teachingに投稿し採択され。2009年に出版予定である。また、今年度行った異文化教育と外国語教育に関する実証研究のレビュー研究に基づき、全国語学教育学会(東京、2008年11月)異文化コミュニケーション学会(長野、2008年11月)において「英語教育と異文化教育の統合に関する理論的研究」というテーマで論文参加した。さらに、研究協力校とのコミュニケーションを密に行い、次年度行う実証研究の調整・準備等を行った。
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Research Products
(6 results)