1997 Fiscal Year Annual Research Report
複数外国語学習環境のためのオンライン学習センターの運営とデータベース構築の研究
Project/Area Number |
09410126
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Research Institution | Rikkyo University |
Principal Investigator |
宮内 敬太郎 立教大学, 大学教育研究部, 教授 (90101617)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
下浦 享 立教大学, 理学部, 助教授 (10170995)
池田 巧 立教大学, 大学教育研究部, 助教授 (90259250)
小林 悦雄 立教大学, 大学教育研究部, 助教授 (40132089)
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Keywords | 多言語学習システム / ホームページ作成 / インターネット / 英語学習支援 / ドイツ語学習支援 / 中国語学習支援 / サーバー運営 / フォント処理 |
Research Abstract |
サーバーを導入しての多言語学習システム構築を目標としたプロジェクトである。ドイツ語、英語、中国語の学習支援のためのデータベース作成ためのファイルサーバーの運営を開始した。サーバーの選定は慎重に検討する必要があり、その結果インストール完了が1997年12月末になってしまった。プロジェクトを遅らせないために、既存のサーバーを借り、ホームページ上でできる語学練習用プログラムを開発し、このプログラムに載せるための英語の問題作成を行った。これは、学習者がインターネットの特定のホームページに行き、そこで選択肢方式の練習をおこなうものであり、学習時間、得点が自動的にホームページに表示させるものである。このシステムを使って英語クラスの教科書に基づく練習問題を作成し、授業で実際に使用した。その結果を1997年10月25日に会津大学での関東支部語学ラボラトリ-研究大会で発表した。今後はこのプログラムを今回導入したサーバーに移植し、他の言語でも同様の練習問題を展開する計画である。これに加えて、メイリングリストソフトをインストールし、運用を開始したので、次年度の授業で確実に使える見通しがついた。また、学生がタッチタイプを練習するためのソフトを購入し、学生にょるホームページ作成の準備を整えた。しかしドイツ語のウムラウトB(sz)表記の問題処理の処理と中国語入力については、今後の課題である。もう一つの大きな課題として、発音や聞き取りの練習を行うパソコンの音声面の技術的問題克服がある。例えば、ビデオ会議による教員の連絡については、CUSEEMEを導入して、池袋と新座間の教員の連絡を試みたが、回線スピードがあがらず、音声のやりとりが困難であることが判明した。次年次以降これらの問題を解決し、オンライン学習用教材を充実させる。
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