1999 Fiscal Year Annual Research Report
花卉の生育習性、生理生態的特性の類型化に基づく周年生産体系の確立に関する研究
Project/Area Number |
09556007
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Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
大川 清 静岡大学, 農学部, 教授 (60185204)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大野 始 静岡大学, 農学部, 助教授 (20126840)
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Keywords | スクテラリア / ヒメヒマワリ / Heliopsis / 生育・開花習性 / 生態的分類 |
Research Abstract |
ヒメヒマワリ(Heliopsis helianthoides var.scabra)の品種旭と絵理を供試して、クロースチャンバー(光強度76μmol/m^<-2>s^<-1>)で日長を12、13、14時間、昼/夜温を20/15℃、25/20℃、30/25℃として花芽分化、開花に及ぼす影響を詳細に調査した。その結果、開花に低温の必要ない絶対的長日植物であること、限界日長は栽培気温によって異なり20/15℃、25/20℃下では14時間であるが、30/25℃のような高温下では12時間以下であることが明らかになった。 花芽分化と開花に対してスクテラリア・バイカレンシス(Scutellaria baicalensis)もヒメヒマワリと同様な習性を持っていることが明らかになった。
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