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1997 Fiscal Year Annual Research Report

状況を判断して自動的に講義の影響・記録を行うミニスタジオシステム

Research Project

Project/Area Number 09558030
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

池田 克夫  京都大学, 工学研究所, 教授 (30026009)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 藤川 賢治  京都大学, 工学研究科, 助手 (40293899)
椋木 雅之  京都大学, 工学研究科, 助手 (20283640)
八木 啓介  京都大学, 総合情報メディアセンター, 助手 (60293940)
天野 晃  広島市立大学, 情報科学部・助教授, 助教授 (60252491)
河原 達也  京都大学, 工学研究科, 助教授 (00234104)
Keywords講義の自動記録 / 教材データベースの構築 / 動画像処理 / 音声処理 / 複数の情報の統合 / 話題への分割 / 黒板記録 / 講師の追跡
Research Abstract

本研究では、講義室を小規模なテレビ放送のためのスタジオ(ミニスタジオ)とみなし,講義の放送と記録に必要な,カメラの制御とビデオデータの編集処理を自動化するシステムを構築する。本年度は,OHPを主に使用し、黒板を補助的に利用する講義を対象として,講義を課題毎に分割し、相互に関連した話題をハイパーリングにより対応づけて,ユーザに提示するシステムを作成した.具体的には,以下の研究をおこなった.
・講義中のOHP,黒板,講師,講義中の音声をビデオカメラで撮影した.
・話題の切れ目では,講師が特徴的な行動をするため,撮影した動画像/音声に特徴的な変化が起こるというモデルをたて,この変化を講義中のイベントとして定義した.具体的には,OHPの切替え,黒板への説明の板書,講師の移動,講師の音声の途切れを,話題の切れ目の候補となる講義中のイベントとした.
・講義中のイベントを,動画像/音声から検出するための,画像処理/音声処理を検討し,実装した.特に,講義室という実環境に適用できる,ロバストな処理を実現するために,画像信号/音声信号処理レベルから安定して得られる特徴を利用する手法を提案した.
・講義中のイベントを話題の切れ目の候補とし,イベントの時間的なつながり,および,複数の処理結果から得られる情報の結合により,話題の切れ目を決定し,相互に関連する話題を検出する手法を提案し,実装した.
このシステムの構築を通じて,講義内容そのものを計算機に理解させなくても,現実の講義を適切な話題単位に分割し,相互に関連づけてユーザに提示できることを示した.

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 池田克夫: "講義中のイベントに基づく講義の分割記録システム" 第3回知能情報メディアシンポジウム論文集. 149-156 (1997)

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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