1997 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
09610221
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Kumamoto Gakuen University |
Principal Investigator |
篠崎 正美 熊本学園大学, 社会福祉学部, 教授 (10101411)
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Keywords | 家族経営協定 / ジェンダー / アンペイドワーク / 家族の個人化 |
Research Abstract |
(1)農水省及び全国農業会議所等における旧事業及び現事業の推進内容について資料収集を行い、本研究の仮説に近い、「後継者対策」の視点から「ジェンダー」の視点への転換が新事業の展開の主な力になっていることに関する資料を得た。 (2)上記と関連し、新・旧事業ともに活発に展開している高崎市での、状況について「後継者中心主義」から来る事業の判的が明きらかになるとのデータを得た。 (3)九州各県の県レベルの行政担当者からききとりと資料収集を行なった。 とくに福岡では農家への面接(20戸)、佐賀では担当者の自主研究と共同してアンペイドワークの労働報酬料のあり方を検討し、八代では協定締結の前後の家族関係変化のための調査を実施中。(現在は締結前のみ。来年度締結後) (4)全国的に農家女性の家族経営協定に関わる就業環境、農家の夫婦関係についてのアンケート調査を実施した。 (5)熊本県鹿本町での聴きとり調査を現在進行中。
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