1997 Fiscal Year Annual Research Report
「コンピュータ支援による学生論文・レポート作成システム」
Project/Area Number |
09680192
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
大岩 幸太郎 大分大学, 教育学部, 教授 (90223726)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
阪井 和男 明治大学, 法学部, 助教授 (50225752)
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Keywords | レポート作成 / ビデオ / ホームページ / データベース |
Research Abstract |
【平成9年度 研究実績の概要】 [1]基礎的課題の遂行 まず、ビデオ(30分番組)を視聴させ、その内容を[問題提起]、[導入]、[議論]、[結論]の4つのパラグラフに分けたレポート作成を1年次の学生に課した。学生から提出されたレポートを基礎データとして分析すると、レポート構成上主として次のような結果が得られた。 (1)文章が長いために主語と述語が明確になっていない。 (2)文末がほとんどすべて「である」になっている。 (3)議論部が短く、結論部が長い。 (4)段落がない。 また、レポートの論理上の構成としての[問題提起]等に何を書いたらよいかわからないレポートもみうけられた。 これらをデータベース化していくためには、基礎となるデータがテキストファイルであるため当初考えていた市販のデータベースソフトが適切か否かを検討する必要がある。 他方、客観的なレポートの作成と主観的な意見を記述することに重きを置いたレポートでは、全体の記述・構成に違いあり、今回のテーマはいずれを中心に置いた研究とするかを明確にして取り組む必要があることも解った。 また、これらをインターネットを利用して自由に閲覧できるようにするための方法も検討することとなった。 [2]インターネットを利用したレポートの閲覧レポート 閲覧ができる環境としてWWWを利用したホームページを作成する。そのためには、原案として次のようなインタラクティブな構成が考えられる。 (1)表示されたレポートに対して、閲覧している学生が不正箇所を指示し、その結果をCGIを通してサーバに送る。 (2)指摘された箇所に対して、結果の正誤をクライアント側に送信する。
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