1997 Fiscal Year Annual Research Report
統計教育のためのハイパーテキストファイル構築に関する研究
Project/Area Number |
09680307
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
船木 洋一 弘前大学, 人文学部, 教授 (60113867)
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Keywords | 統計教育 / インターネット |
Research Abstract |
1.パソコンとOS「ウィンドウズNTサーバー」を購入しローカルのWWWサーバーとした。そこに統計教育用HTMLファイルを構築した。構築中なので大学のインターネットとは独立している。モデムを通して自宅からもファイルの操作ができた。 2.初級の統計学である。様々な数学レベルの学生の利用を考えて、わからないところは、中学、高校レベルの数学知識まで降りて自学自習できる。中学・高校の数学の学習参考書を参考にした。 3.基本的な項目を、かなり初歩的な数学の説明まで戻り、学習できるようにした。一単元ごとに一枚のzipにコピーを保存した。zipに保存したファイルをネットスケープで直接読むことによっても使用できる。zipドライブのあるパソコンで使用できる。 4.試用の結果、何段も下の階層に降りた場合に、現在のいる位置がわからなくなることがわかった。フレームの使用でその問題は解消できるが、一つ、一つのテキストとして使用できる画面が小さくなる。少し長くなるが、同一ページの本文前後に(現在表示している文以外の)目次部分を併記する方がよいことがわかった。この点の解決に出張が役立った。 5.テキストの文字の大きさは読む側で、選択できるようにした。標準のテキスト文やデータの入力にはアルバイトを使用した。 6.データベースを扱うjavaプログラムの開発環境としては、WinCafeよりもVisualCafeの方が良いことがわかった。VisualCafeを使用してアプレットを作成している。 7.研究の性格上、一部の成果(HTMLファイル)は、論文という形ではなく"http:/human.cc.hirosaki-u.ac.jp/keizai/huna3/syoukai2.htm"から利用できるようになっている。
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