1997 Fiscal Year Annual Research Report
プロポリスの作用の化学的把握と日常生活への応用研究
Project/Area Number |
09878009
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Research Institution | Ichinomiya Women's Junior College |
Principal Investigator |
池野 武行 一宮女子短期大学, 生活文化学科, 教授 (70083425)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
徳山 孝子 一宮女子短期大学, 生活文化学科, 講師 (10271470)
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Keywords | プロポリス / 血圧 / 腐敗予防 |
Research Abstract |
予算配分に減額があったために当初の機器の購入に至らず、平成10年度に実施する予定であったプロポリスの血圧におよぼす影響を観察するために、平成10年度購入予定の血圧監視装置(日本コーリン・BP88)を変更して購入した。 被検者:年齢23歳から75歳までの男女22名 血圧監視条件:室温25℃、被検者は遮光アイマスク装着、ベッド上向き状態で約1時間連続して血圧監視を行った(3分間隔)。 被検試料:ブラジル産プロポリスを30%濃度でエタノール抽出して、その抽出液0.5mlをろ紙(1×1cm)にしみこませて鼻腔下に設置した。 結果:被検試料を吸引させる前15分は準備期間として無試料状態で血圧を観察した。ブラジル産プロポリスを吸引させる、どの年齢層にも15-20分後に約10-15%の血圧低下現象がみられた。 考察:血圧低下現象を一つのストレス解消と把握する報告もある事からプロポリスはストレス解消効果のあることが明らかとなった。しかも、プロポリスの香りの好き嫌いとも関係があるとも思えた。 一部継続中および食品腐敗防止実験(予備)
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Research Products
(1 results)