2011 Fiscal Year Annual Research Report
ホームステッドフォリストでの炭素固定…小規模CDM植林政策に関する研究
Project/Area Number |
09F09115
|
Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
小池 正雄 信州大学, 農学部, 教授
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
MIAH Md.Danesh 信州大学, 農学部, 外国人特別研究員
|
Keywords | CDM / REDD plus / Bangladesh / 小規模CDM植林 / forestry / energy-use |
Research Abstract |
JSPS外国人特別研究員Dr.Miah氏は平成23年度において、研究課題「ホームステッドフォリストでの炭素固定・…小規模CDM植林政策に関する研究」を、3カ年間24ヶ月にわたる外国人特別研究員としての研究生活の最後の仕上げの5ヶ月間に地道な努力を積み重ねる中で、着実に進展させた。 氏は4月には母国バングラデシュで開催されたFirst Bangladesh Forestry Congress 2011. Dhaka, Bangladeshにおいて、A/R CDM or REDD plus in Bangladesh: The way forwardと題して氏のCDM植林及びREDD plusに関する研究成果を報告した。この出張の際にバングラデシュに関する最新の研究資料収集及び実態調査を実施した。 また学術論文はMiah, M.D.; Chakma,S.; Koike,M.; Muhammed, N.:Contribution of forests to the livelihood of the Chakma community in the Chittagong Hill Tracts of BangladeshをJournal of Forest Research誌に公表した。またMiah, M.D.; Foysal, M.A.; Koike, M. & Kobayashi, H.:Domestic energy-use pattern by the households: a comparison between rural and semi-urban areas of Noakhali in BangladeshをEnergy Policy誌に公表した。これら学術誌はいずれも著名な学術誌であり、特にEnergy Policy誌はインパクトファクターが高い米国の学術誌である。 氏はこのように当初に計画して交付申請書に記載した平成23年度における研究実施計画に沿った形で研究の目的を達成している。またこのことは氏の外国人特別研究員としての24ヶ月間における研究の目的を達成したことにもなる。 以上のように氏はJSPS外国人特別研究員に採用されたことを感謝し、最終年度においても着実に成果を上げた。
|
Research Products
(3 results)