2009 Fiscal Year Annual Research Report
燃料反応論による低温酸化反応制御のための燃料~旋回空気混合技術に関する研究
Project/Area Number |
09F09279
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
河原 伸幸 Okayama University, 大学院・自然科学研究科, 准教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
AZIMOV U B 岡山大学, 大学院・自然科学研究科, 外国人特別研究員
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Keywords | ディーゼルエンジン / 高圧燃料噴射 / 低NOx化 / 燃焼・噴霧可視化 / 数値シミュレーション / 燃料噴霧モデル |
Research Abstract |
本研究では,多段燃料噴射時の出力特性,運転範囲(燃料~空気混合比,EGR率など),排出ガス特性をディーゼルエンジンにおいて評価する.まず,コモンレールインジェクタを利用することで,燃料噴射圧力が排気ガス特性に与える影響を評価した.燃料噴射圧力を40MPaから150MPaに変化させ,デュアルフューエルガスエンジンにおけるマイクロ燃料噴射が燃焼特性,排ガス特性に与える影響を評価した.デュアルフューエルガスエンジンにおいては軽油噴射量が微量であるため,噴射圧を変化させても燃焼・排ガス特性にはほとんど影響がなかった.ただ,軽油噴射のみでPCCI燃焼運転を行った際には,高圧噴射の方がNOx排出量を低減できていることは確認できた. 一方,多段噴射による燃焼特性を評価するために,エンジンシリンダ内の可視化を行った.エンジンの可視化を行うことで,燃料噴射特性を評価することが可能である.現時点では,可視化装置の組み込みが完了し,高速度カラーカメラによる可視化実験が可能であることが確認できた. また,Star-CDを用いた数値シミュレーションによりエンジンシリンダ内での燃焼状態を評価する.まずStar-CDを用いて,対象としているディーゼルエンジンを模擬した.その後,軽油のマイクロ噴射をモデル化している.
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