2009 Fiscal Year Annual Research Report
「先進粉末プロセスによるCNT分散強化型セラミックス複合材料に関する研究」
Project/Area Number |
09F09297
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
川崎 亮 Tohoku University, 大学院・工学研究科, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
ESTILI Mehdi 東北大学, 大学院・工学研究科, 外国人特別研究員
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Keywords | カーボンナノチューブ / セラミックス / 粉末冶金 / 複合材料 |
Research Abstract |
高度に制御された粉末冶金的プロセスに基づき、これまでの研究結果に加えてさらにプロセスを最適化することによりCNTが均一に分散したセラミックス基CNT複合材料を再現性よく作製した。作製されたCNT複合材料の破壊強度、破壊じん性値を正確かつ定量的に評価した。特に重要なテーマは、本質的なCNTの特性を引き出すにはCNTとマトリックス界面が如何にあるべきかを明らかにすることであり、マトリックス中のCNTの変形および強靭化メカニズムを考察しつつこれらと関連付けながら重要テーマの解明を目指して基礎研究を進めた。鍵となるのはFE-SEM中でもCNT引抜き試験であり、さらに定量的に評価できるように装置改良を加えた。さらに、工学用的応用のためにCNTのvol%を変化させた傾斜機能材料、バイオセラミックス複合材料、エレクトロデポジションによる複合薄膜および金属基CNT複合材料など高機能性複合材料の研究も平行して実施した。 CNTが均一に分散したアルミナ基CNT複合材料を作製し、その破壊強度および、破壊じん性値を正確かつ定量的に評価した。微視的組織観察(特にTEM)を行い、CNTとマトリクッス界面を明らかにし、破壊面観察を併用して高じん性化のメカニズムを考察した。
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Research Products
(2 results)