2010 Fiscal Year Annual Research Report
グローバル都市のスケール則:新たな都市地理学の定義に向けて
Project/Area Number |
09F09788
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
大西 隆 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
DOLL C.N. 東京大学, 大学院・工学系研究科, 外国人特別研究員
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Keywords | 都市化 / リモートセンシング / 地理情報システム / グローバル / スケーリング / 生物多様性 / 開発 |
Research Abstract |
1)アメリカ地理学会年次会における口頭発表: 東京大学・国連大学高等研究所の研究者との意見交換等を基にして構築した都市開発の理論に関する発表を行った。 2)都市の生態モデル分析に関する査読論文執筆: 空間グリッド個体数(ランドスキャン)及びGDPデータセットを用い、都市の生態系モデル分析を行った。 3)GISを用いた人口推計に関する研究: 夜間サテライト照明画像による無電化人口の推計に関する既往研究を基に、地域別最小検知可能人口推計を行う研究を行い、アジア太平洋先端ネットワーク(2010年8月、ハノイ)にて研究結果を発表した(査読付国際会議論文として会報に掲載)。 4)第1回都市化と地球環境変化に関する国際会議における発表: 経済活動が生態系に与える長時間のストレスに関する研究を第1回都市化と地球環境変化に関する国際会議(アリゾナ)にて発表。 5)都市と生物多様性に関する発表 都市と生物多様性に関する指数のワークショップ(2010年7月、シンガポール)にて、都市が生物多様性へあたえる長期的影響についての専門家として出席。 6)若手研究者支援活動 ProSPER.Net大学ネットワークを通してアジア太平洋地域博士課程向け若手研究者スクールにおいて講師として参加。また、「第2回若手研究人材育成プログラム(2010年8月、東京)」の開催にも携わった。 7)コベネフィット型都市開発へ関わる研究 当該プロジェクトは大気汚染など地域開発における懸念と温室効果ガスの削減によって地球気候変動を緩和するといった2側面を同時に分析評価するもので、都市専門家として参画。 8)教育活動 明治学院大学の学部生に対して講演を行った。1)英国における環境問題に関して2)GIS等を用いた都市環境研究について 9)メディア関連 都市地域の資源生産可能性について国際連合大学のウェブマガジンへ多数投稿した。これらの記事の一部は英国の新聞にもニュースソースとして採用された。
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Research Products
(14 results)
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[Journal Article] Cities and Biodiversity : Perspectives and Governance Challenges for CBD at the City Level.2010
Author(s)
Puppim de Oliveira, J.A., Balaban, O., Doll, C.N.H., Moreno-Penaranda, R., Gasparatos, A., Iossifova, D., Suwa, A.
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Journal Title
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