2010 Fiscal Year Annual Research Report
南の持続可能な開発のための大学の潜在的な役割:北に情報と資源をつなぐもの
Project/Area Number |
09F09790
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
中島 秀人 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
BERTELSEN Rasmus G. 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 外国人特別研究員
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Keywords | 大学 / アドボカシー / 資源の移転 / 知識の移転 |
Research Abstract |
平成22年春、中東と中国の事例を通し研究活動を継続、中東にある米・仏大学及び中国にある歴史的米大学とその遺産に関し執筆活動を行った。5月後半、JSPS科研費で北京大学と精華大学を訪問した。6月6日-12日、国際極年オスロ科学会議で気候変動、自治、アイスランド、フェロー諸島、グリーンランドにおける北極安全の発表を行った。また、コペンハーゲンビジネススクール、南デンマーク大学、国際ビジネスカレッジのアジア研究センターを訪問、共同研究について議論した。訪問費は、ノルウェー研究評議会の"オスロ給付金"及びJSPS科研費で賄われた。 夏に1)在中東、米・仏大学2)在中、米大学3)気候変動と北極安全に関する執筆を行いアシスタントのSteffen Moellerとコペンハーゲンディスカッションペーパー"The Soft Power of American Missionary Universities in China and of their Legacies"を共同執筆した。8月下旬-9月上旬、中東地域の米大学ロビーイスト、米評議会委員の支援者、米国務省の民間人及び、米国際開発庁にインタビューを行った。全米政治学会に出席し、コペンハーゲン大学、トロント大学、ボストン大学、米海軍大学院のパネリストと北極安全研究パネルを開いた。夏以降、国際連合大学高等研究所で、当研究を支援するインターンを採用した。米海軍大学院発行誌、ノルウェー極地研究所発行誌、'Foreign Policy Analysis'などへ論文・記事を提出した。 12月、第2回北極研究国際シンポジウムに参加し、極地若手キャリア科学者協会の国際キャリア開発パネルを開催、モデレーターを勤め'APECS as an International Poar Year Legacy'と題したスピーチも行った。2011年1-2月、諾トロムソ大学において北極フロンティア会議と若手科学者フォーラムの参加依頼を受け、スピーチ'Climate Change, Self-Government and Securitv : the Faroe Islands, Greenland and Iceland' 'An Arctic Social Science Career-So Far'を行った。3月モントリオールにおいて国際学連盟の会合に出席した。最近、気候変動と北極安全に関する章のを提出依頼を受けカルガリー大学出版が編集、発行される予定である。
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Research Products
(6 results)