2009 Fiscal Year Annual Research Report
人工筋肉・人工皮膚を用いた触覚インタフェースに関する研究
Project/Area Number |
09J04900
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
高橋 征資 Keio University, 大学院・メディアデザイン研究科, 特別研究員(DC1)
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Keywords | インタフェースデザイン / ハプティックインタフェース |
Research Abstract |
本研究は柔軟な触・力覚提示に着目したインタフェースを開発ことで新たな触覚系メディアを構築することを目的とする. そこで本研究は,人間が物理的接触を伴うコミュニケーションを図る上で重要な要素となる肌の感覚と,得られた感覚に付随する人間の存在感を深く意識し,人間の触覚に着目した新たな表現技術を有する触覚系メディアとして,人工筋肉,人工皮膚を用いたユーザインタフェースを研究開発する.また,本研究では,人工筋肉,人工皮膚を用い,柔軟物と人の皮膚との接触状態と触感との関連を明らかにすることで,柔軟物の触感を提示可能なインタフェースの設計論を構築することを目指す. 本研究は新たな表現技術を有する触覚系メディアの研究・開発の手法として以下のアプローチを取る, [a].人工皮膚を用いた柔軟物の触知覚に関する研究 [b].人工筋肉,人工皮膚を用い,人間の身体器官運動を再現するユーザインタフェース開発 [c].人工筋肉,人工皮膚を用い,ユーザ操作における触感を情報チャンネルとして利用したユーザインタフェース開発 [a]では,三次元力ベクトル分布触覚センサを用い柔軟物の接触状態に関し基礎的な知見を得る.併せて心理物理実験により柔軟物接触時の触知覚特性を調べる. [b]では,人間の身体器官と同等のセンシング・アクチュエーション表現を再現することで,人間特有の皮膚の動作から生まれる表情の変化を用いることで,新たな情報伝達を実現する触覚的ユーザインタフェースを開発する. [c]では,[a]で得られた結果をもとに,ユーザの操作における触覚的心地よさ,質感を第一義に設計したユーザインタフェースの開発に着手する.
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