2010 Fiscal Year Annual Research Report
ソフトコンピューティングによる自動車ナビゲーションシステム関する研究
Project/Area Number |
09J05513
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
周 輝宇 早稲田大学, 情報生産システム研究科, 特別研究員(DC1)
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Keywords | 交通流予測 / 時系列相関ルールマイニング / Genetic Network Programming (GNP) |
Research Abstract |
開発した有向グラフ遺伝子を特徴とする新しい進化論的計算手法(Genetic Network Programming, GNP)を道路交通流予測のためのデータマイニング技術に展開する研究を進めている。すべてのルールを抽出するこどはできないが、指定した世代終了時点で蓄積されている興味深い相関ルールをユーザは活用することができる。GNP有向グラフ遺伝子は時間遅延を利用して、データベースにおいてアイテムと具体的な時間点にみられる関係ルールを抽出することになる、つまり、時系列相関ルールマイニングはGNPに基づくデータマイニング手法を拡張し、交通流制御システムに応用することを目的とした。 シミュレーション環境の違いに依存することなく、提案手法の効果と効率性とを明らかにする必要があるため、様々な交通状況下での性能検証を行いました。また、より複雑なシミュレータ上で正確な予測ができるように、データベース構造とGNPを基盤とするデータマイニング手法も改良しました。 提案手法の効果や効率性については大規模かつ複雑なシミュレータSOUND/4Uにより明らかにされている。加えて研究成果を世界に発信するために、世界的に認められた国際学術雑誌への論文投稿を行う。
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Research Products
(3 results)