2009 Fiscal Year Annual Research Report
繰返しレーザーパルスエネルギー付加による超音速抗力低減に関する研究
Project/Area Number |
09J10062
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
金 宰亨 Nagoya University, 工学研究科, 特別研究員(DC2)
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Keywords | Supersonic / Drag force / Energy deposition / Shock wave / Baroclinic effects |
Research Abstract |
1次年度には超音速流発生のため,設計Mach number 2の吸入式超音速風洞を設計製作した.Nd:YLFレーザー(80W,10kHz,パルス幅10ns)を使って模型前方でplasmaを作るための光学係に対しても設置した.超音速流動場に風洞外部から10kHzまでの繰り返しレーザーパルスを照射させた.lunet bodyの抗力低減量はload cellを使って計測して,model中央部に設置した圧力センサーからstagnation pressureを測定した.また,Schlieren装置と高速カメラを利用して,blast wave及びvortex挙動を可視化した. 1年目はレーザーパルスのfrequencyの造波抵抗(Wave drag)減少特性への影響やレーザーパルスエネルギーの造波抵抗低減特性への影響に対してを中心に調査した. 等しいレーザーパルスエネルギーに対して,10kHz以下の繰り返しレーザーの周波数領域で周波数の変化と抗力の低減量の関係は線形的に現われる.この場合,最大抗力低減量は5%位逹成されたし,エネルギー付加の效率は8.0位だ. この外にもレーザーパルスのエネルギーが抗力低減に及ぶ影響を調査したし,高速カメラを利用して超音速流動場の衝撃波,エネルギー付加によるプラズマ及びプラズマと衝撃波の干渉によるvortex ringの発生などの可視化を成功した.
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Research Products
(4 results)