2010 Fiscal Year Annual Research Report
パターン検索・認識のためのスポッティングアルゴリズムの研究
Project/Area Number |
09J10966
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Research Institution | The University of Aizu |
Principal Investigator |
矢口 勇一 公立大学法人会津大学, コンピュータ理工学研究科, 特別研究員DC2
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Keywords | 2次元連続DP / フルピクセルマッチング / 連続DP / 3D Viewpoint TV / トラッキング / アルゴリズム高速化 |
Research Abstract |
前年度まで行った二次元連続DP法(2DCDP)の高速化についての一検討として、より一般的な2DCDPアルゴリズムのあり方について検討、及び、実装まで至る。また、マルチコアアーキテクチャに対応した並列化法や、準最適となる方法の採用によってメモリ及び計算量の低減を図る事で、従来法よりも10倍以上の高速化を図ることが出来た。(一部論文化、又は論文Rejectのため未発表部分あり。) 2DCDPを用いた種々のアプリケーションの開発を行う:オブジェクトベースの画像分類,ピクセルワイズな物体追跡,3D Viewpoint TVの開発移動するカメラでの前景/背景分離,文字パターンへのスポッティング認識単カメラ空撮動画からの地形復元 これらの課題は、従来法では中々為し得なかった、『移動背景』や『複雑な背景』を含む認識であり、我々の提案する2DCDPによって、手の届く所となった。また、ピクセルワイズな物体追跡法を用いて、現時点でCardiac MRI映像群から、三尖弁輪のトラッキングを行うと言う研究が始まっている。これは、医療に対しての応用であり、また、不定形となる三尖弁輪をピクセルワイズにトラッキング可能なことにより、映像になっているパターンにおいても十分に弁輪をトラッキング可能であることが示された。このことにより、心筋梗塞等を誘発する心臓の弁膜症に対するメカニズムが明確となり、さらに今後の発展が期待されている所である。
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Research Products
(7 results)
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[Presentation] 連続DPの一般スキームについて2010
Author(s)
Kazuaki Takahashi, Yuichi Yaguchi, Koushi Yamaguchi, Yhkihiro Yoshida, Yuichi Okuyama, Ryuichi Oka
Organizer
PRMU, IEICE
Place of Presentation
福岡
Year and Date
20101100
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