2000 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10044022
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Research Institution | Hitotsubashi University |
Principal Investigator |
大芝 亮 一橋大学, 大学院・法学研究科, 教授 (50168910)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
猪口 孝 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (30053698)
田中 俊郎 慶應義塾大学, 法学部, 教授 (90051862)
下斗米 伸夫 法政大学, 法学部, 教授 (80112986)
山本 吉宣 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (20092025)
有賀 貞 独協大学, 外国語学部, 教授 (80054302)
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Keywords | 対外政策 / 同盟政策 |
Research Abstract |
2000年9月18日から20日にわたり、東京都港区六本木「国際文化会館」において、日独シンポジウム「国際関係における日独の役割:再定義」が開催された。報告者としてドイツ側側7名、日本側から科研のメンバー10名が参加し、これに日本側から13名が司会、報告、討論者として参加した.また、日本におけるドイツ関係者や国際政治学会員ら、合計約100名がフロアーから討論に加わった。 シンポジウムの内容は、まず、2日間のシンポジウムのイントロダクションとして、猪口、Risse、Rittbergerの3氏が、なぜ、どのように日独の対外政策を比較検討するのか、本シンポジウムの目的と意義を明確にした。その後、日独の対外政策の「アイデンティティ」をテーマとする第1セッションでは渡辺昭夫氏が日本の、Wolf氏がドイツの対外政策の理念(ideas)と実際(practices)について、第一次大戦前、戦間期、第二次大戦後と時期区分して報告し、討論者がコメントを述べた後、参加者全員で討論した。日独の「同盟政策」の比較検討をテーマとする第2セッションでは土山氏が米国とのバイラテラルな日本の同盟政策について、Nabers氏がNATOとのマルチラテラルなドイツの同盟政策について報告し、討論者がコメントを述べた。ほかに、地域統合、対外経済政策、武力行使、ODA政策、国連政策等をテーマとするセッションが設けられた。シンポジウム終了後、科研メンバーにより、研究プロジェクトの成果について総括的な検討が行われるとともに、今後とも、日独の対外政策比較研究を継続していく意義について確認がなされた。 シンポジウムで提出されたペーパーを中心に『対外政策の日独比較研究』の研究成果を整理した。
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Research Products
(11 results)
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[Publications] 宇野重昭: "内発的発展論の展開過程と現代中国"日中社会学研究. 8. 43-59 (2000)
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[Publications] 猪口孝: "政治学事典"弘文堂. 1327 (2000)
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[Publications] 毛里和子: "現代中国の構造変動1大国中国への視座"東京大学出版会. 320 (2000)
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[Publications] 山本吉宣: "POD国際関係理論の新展開"東京大学出版会. 275 (2000)
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[Publications] 有賀貞: "(共訳)アメリカ外交50年"岩波書店. 294 (2000)
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[Publications] 田中明彦: "ワードポリティクスーグローバリゼーションの中の日本外交"筑摩書房. 312 (2000)
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[Publications] 下斗米伸夫: "二十世紀世界の誕生-両大戦間の巨大たち"情報文化研究所. 245 (2000)
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[Publications] 田中俊郎: "EU入門-誕生から、政治・法律・経済まで"有斐閣. 308 (2000)
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[Publications] 五百旗頭真: "二十世紀世界の誕生-両大戦間の巨人たち"情報文化研究所. 245 (2000)
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[Publications] 広瀬崇子: "Japan-South Asia (K.V.Kesavan et al.eds.)"Lancer Books. 93-107 (2000)
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[Publications] 大芝亮: "アメリカが語る民主主義"ミネルヴァ書房. 1-343 (2000)