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1998 Fiscal Year Annual Research Report

アデノウイルスを用いた新たな時間空間的遺伝子相同組換え法による神経傷害応答の解析

Research Project

Project/Area Number 10044227
Research Category

Grant-in-Aid for international Scientific Research

SectionJoint Research .
Research InstitutionAsahikawa Medical College

Principal Investigator

木山 博資  旭川医科大学, 医学部, 教授 (00192021)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 桐生 寿美子 (瀬尾 寿美)  旭川医科大学, 医学部, 助手
加藤 英政  旭川医科大学, 医学部, 助手 (50292123)
EMSON Piers  ベイブラハム研究所, 外国人特別研究員
SKYNNER Mich  ベイブラハム研究所, 外国人特別研究員
ALLEN Nichol  ベイブラハム研究所, 外国人特別研究員
Keywordsサイレントノックアウト / c-Jun / 神経再生 / Cre / LoxP / アデノウイルス / 神経細胞損傷 / 遺伝子相同組換え
Research Abstract

平成10年度8月に研究代表者の木山と分担者の加藤が英国へ渡航し、本共同研究の相手国側の代表であるN.Allen博士と研究の方針について細部を検討した.この話し合いにより、サイレントターゲッティングの候補遺伝子として、c-Junを選んだ.これは、従来の方法によるc-Junノックアウトでは、胎生早期に死んでしまいノックアウト動物を用いた研究は不可能であること.さらに神経再生においてc-Junはリン酸化が亢進すること、すなわちJNKの活性が亢進することが知られており、神経再生過程においてc-Junが何らかの役割を有することが考えられるからである.このため、平成10年度はc-Junサイレントノックアウトのためのゲノム遺伝子のクローニングと、それを用いたノックアウトベクターコンストラクトの作成を行った.これには、研究分担者の加藤が引き続き英国ベーブラハム研究所に残り研究を行った.サイレントノックアウト動物の作成に関しては、現在英国でES細胞の組換え体を得るべくスクリーニングを進めている.
一方アデノウイルスによるCre発現系の構築は、日本(旭川)で涛川が行った.Creをコードする遺伝子をアデノウイルスに組込むことにことに成功し、培養細胞でウイルス感染によりCreが発現すること、同時にLoxPによりサイレントになっている遺伝子を別のアデノウイルスに組み込むことにより共感染時に目的の遺伝子が発現することを確かめた.同様のウイルスをラットに感染させ同様の結果が得られるかについても検討したが、予想通りの結果が得られた.

URL: 

Published: 1999-12-13   Modified: 2016-04-21  

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