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1998 Fiscal Year Annual Research Report

自己決定権意識からとらえた子どもの個性化の日本型モデルの検討

Research Project

Project/Area Number 10410030
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

新井 邦二郎  筑波大学, 心理学系, 教授 (60015914)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 藤生 英行  筑波大学, 心理学系, 助教授 (40251003)
飯田 浩之  筑波大学, 教育学系, 助教授 (40159562)
Keywords自己決定 / 自己決定権 / 個性 / 個性化 / 子ども
Research Abstract

子どもの自己決定権意識の発達についての質問紙調査を行った。
調査対象は、小学、中学、高校生である。調査内容は、次に示すようなイベントをどの程度自己決定する権利がるかについての意識であった。(1)家でどのようなテレビや漫画、ビデオを見るか、(2)学校にいく日の朝、起きるか起きないか、(3)夜、何時に寝るか、(4)普段、どのような服を着るか、(5)髪の形をどのようにするのか、(5)登校するかしないか、(7)宿題を含めて家で勉強をするかしないか、(8)こづかいやお年玉をどのように使うのか、(9)どのような友達と遊んだり仲良くしたりするか、(10)学校でどのようなクラブ活動や部活動をするのか、(11)習い事や塾にいくかどうか、(12)将来、高校(大学)にいくかどうか、(13)将来、どのような職業に就くか、(14)将来、結婚するかどうか、またどのような人と結婚するのか、の計14のイベントである。
これらのイベントの自己決定権意識を調査すると同時に、これらのイベントについての自己決定欲求の程度、自己決定能力の自己評定、さらに実際にどの程度自分に任されているのかについても調査を行った。このことにより、自己決定権意識の程度、自己決定欲求の程度、自己決定能力の自己評定および実際の自己決定環境の四者の関係を見ていくことができる。現在、データの入力中である。
以上の結果を見て、中学、高校生に対し、麻薬、援助交際などのデリケートなイベントについてのヒアリング調査を実施していく計画である。

URL: 

Published: 1999-12-11   Modified: 2016-04-21  

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