1999 Fiscal Year Annual Research Report
サル肺移植モデルを用いた経気管支擦過法による拒絶反応早期診断に関する研究
Project/Area Number |
10470269
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
藤村 重文 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (40006078)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松村 輔ニ 東北大学, 加齢医学研究所, 助手 (80281997)
近藤 丘 東北大学, 加齢医学研究所, 講師 (10195901)
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Keywords | 肺移植 / サルモデル / 拒絶反応 / 気管支鏡 / 気管支擦過 / 気管支肺胞洗浄 |
Research Abstract |
本年度は,移植実験の気管支鏡検査の方法について検討した.細径の気管支鏡では使用可能なチャンネルが細いため,使用できる擦過ブラシは末梢気管支まで挿入可能であるが,採取できる検体量は少ない.このため気管支鏡に導管を外部に接着して臨床で通常使用しているサイズのブラシを使用することを試みた.しかしこの場合も気管支鏡の口径が大きくなるため気道内への挿入及び操作性と擦過できる範囲について問題があり,今後,改善が必要である. 来年度はニホンザルを用いて肺移植を行い,移植後急性期の移植肺の状態把握及び炎症性サイトカイン動態の解明のために,移植後の一連の検体採取の一環として経気管支擦過法による検体採取と炎症性サイトカインなどの検討を行う予定である.
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Research Products
(6 results)
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[Publications] Suzuki S. et al.: "Na+/K+-ATPase activity ib rat kubngs preserved with EP4 solution"Transplantation Proceedings. 31. 193-194 (1999)
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[Publications] Sugita M. et al.: "Transalveolar fluid absorption ability in rat lungs preserved with Euro-Collins solution and EP4 solution"Transplantation. 67. 349-354 (1999)
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[Publications] Okada Y. et al.: "Antithrombin III treatment improves parameters of acute inflamation in ahighly histocompatible model of rat lung allograft rejection"Transplantation. 67. 526-528 (1999)
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[Publications] 松村 輔二 ほか: "肺移植の適応と限界"内科. 67. 941-944 (1999)
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[Publications] 岡田 克典 ほか: "肺移植の展望"ICUとCCU. 23. 881-888 (1999)
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[Publications] 鈴木 聡 ほか: "保存臓器の viability 判定法:肺臓"低温医学. 25. 1-8 (1999)