1999 Fiscal Year Annual Research Report
インターネットを利用した新教育課程の開発と評価に関する総合的研究
Project/Area Number |
10551011
|
Research Institution | Osaka Kyoiku University |
Principal Investigator |
長尾 彰夫 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (70030484)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 統治 筑波大学, 教育学部, 教授 (40128046)
的場 正美 名古屋大学, 教育学部, 助教授 (40142286)
安彦 忠彦 名古屋大学, 教育学部, 教授 (30027966)
西川 信広 大谷女子大学, 文学部, 教授 (60156049)
浅沼 茂 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (30184146)
|
Keywords | カリキュラム開発 / カリキュラム評価 / ホームページ |
Research Abstract |
研究の二年目にあたる平成11年度での主たる課題は、研究分担者がそれぞれ担当する対象校を特走し、そこでの新教育課程を視野に入れた学校カリキュラムの開発状況についての情報収集を行うことであった。 この課題に各研究分担者がどのようにアプローチしていくかについて、全体的調整を行うため平成11年7月28日から30日にかけて、成蹊学園箱根寮において合同合宿研究会を持つことになった。この合宿では、それぞれが対象校としている学校データをホームページで公開していく上でのフォーマットの大枠として次のような点が合意された。 1.学校名、学校の概要、地域の特色等 2.カリキュラムの開発と編成 (1)カリキュラムの目的・ねらい/(2)カリキュラム開発の方法・システム/(3)カリキュラムの展開とその特徴/(4)カリキュラム評価の方法とシステム 3.コメントとディスカッション(研究者としての独自の視点からのコメントや対象校からのコメント等) 現在、対象校として取り上げつつあるのは小学校では東京都文京区青柳小学校、豊中市立島田小学校をはじめ約15校、中学校では茨城大学附属中学校、長野県中条村立中条中学校はじめ約15校、高校では筑波大学附属坂戸高等学校はじめ約5校となっている。 各研究分担者がそれぞれの対象校についてのデータ収集を行う一方、平成11年11月30日から12月1日にかけて、愛知県緒川小学校、及び大阪府高槻市立第三中学校を共通研究対象校として取り上げ、合同訪問することとなった。この二校を対象にしたデータ分析を参加者全員で行いながら、その他個々の訪問校にかかわるデータのプロトタイブを作成し、データのホームページの公開の準備を進めつつある。
|
Research Products
(4 results)
-
[Publications] 安彦 忠彦: "中高一貫カリキュラムの可能性"名古屋大学教育学部紀要. 45・2. 221-229 (1999)
-
[Publications] 安彦 忠彦: "教育課程の基準と構成"教育学研究. 66・1. 62-64 (1999)
-
[Publications] 柴田 義松: "教育課程-カリキュラム入門-"有斐閣. 300 (2000)
-
[Publications] 柴田 義松: "学校知・学校観の転換がなぜ必要か"明治図書. 200 (1999)